監 督 山内柏
ゲスト 加茂さくら
原口剛
福田豊土
ストーリー
桜田警部の遣いでアイフルへ向かう途上、追出刑事は怪しげな美女に「身に危険が迫っているから、危機から逃げるなら必ず後ろに避けること」と告げられる。
いぶかしむ追出であったが、その直後実際にあわや命の危機に遭遇し、お告げ通り後ろに逃げることで救われた。
その謎の女が、今話題の占い師「サリー片岡」である事を知った追出は、命の恩人として彼女に心酔するようになる。
一方そのドサクサで肝心の用件を伝えそびれた桜田警部は直々にアイフルを訪問。
利ざやを増やすなら何でもな日本投資利殖センターが、会社の金や顧客が投資した億と言う金を持って行方不明になった大鉄人17の剣持隊長・・・じゃなかったとある男の行方を捜していると言う情報を持ちかけてきたのだ。
そのセンターが扱うさまざまな相場や賭け事の勝敗、さらには会社そのものの発展の見通し、そのほとんどはサリー片岡のインスピレーションに基づいた占いによるものであると言う。
自分が捕まえれば取り返した額面の一割は報酬として固い。警察に形の残らない手柄や名誉だけで出し抜かれるわけにはいかないと俄然乗り気になる涼子。
その頃追出は九死に一生を得たお礼をと、柄にもなくバラの花束を抱えて(失礼)サリー片岡の屋敷を訪れていた。
穏やかな微笑を浮かべ追出と挨拶を交わすサリーであったが、利殖センターからの電話で様子が急変する。
実はサリーはかねてから占いを辞めようと悩んでいたのだ。
サリーには幼いころ生き別れた一卵性双生児の妹と半年前ようやく再会でき、再び一緒に暮らす夢を実現させたと言う喜びがあった。
しかし、その妹が10日前からサリーの前から姿を消してしまったのである。
サリーには今妹が果たして無事でいるのか何処にいるのか、それすらも見通せないでいた。
にも関わらず、何が霊感占いであろうか・・・と思いつめるサリー。
そんなサリーの深い悩みを知った追出は、命を救ってもらったお礼にと妹探しに乗り出すが、そんな境遇を聞いている間にも、サリーには水面に漂う男の死体のイメージが浮かんでは消え、さらには追出の顔に死相まで見出してしまう有様。
「私の妹を探し出してくだされば、その死相は消えます」
そして茫然自失した追出の元に、なんとサリーの予言どおり、件の持ち逃げ男=倉田の水死体が上がったと言う情報が舞い込んだ。
しかも、倉田は目下追出の死相の元凶であるサリー片岡の妹、みゆきと付き合いがあった事が判明し・・・。
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次回予告
アイフル大作戦、次のアドベンチャーカリキュラムは--
動物実験の檻の中に眠る女、皮膚の移植手術の生贄
交通事故で顔をメチャメチャにされた娘の母、異常な執念で娘の許婚の整形外科医にメスを取らせる。
その、生贄娘の友人のアイフルスタッフのマリが秘密をつかんで接近
第一回目の手術は失敗。だが、母の狂気はマリを手術台に送る。
フランケンシュタインのような恐ろしい顔にされる悪夢のメスがきらめく
次は
「美女の顔紛失事件」
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(何でだかこの予告に12話の「美女と散歩するガイ骨」のフィルムが混ざっていました。)
感想